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真夜中コラム 第8夜 遠藤航は海外ファンからどう見られているのか。「戦士」評とクローザー論争

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真夜中コラム 第8夜 遠藤航は海外ファンからどう見られているのか。「戦士」評とクローザー論争

遠藤航は海外ファンからどう見られているのか。「戦士」評とクローザー論争

派手なシザースも30メートルの無回転ミドルもない。それでも欧州の現地サポーターが遠藤航を語るとき、そこには独特の熱量が宿る。スタッツに乗らない泥臭い仕事を、向こうのファンはどう見ているのか。

足首が折れていてもCKを守る「戦士」

ボールを綺麗に扱う職人は星の数ほどいるけれど、土壇場で相手の FW に身体をぶつけられるベテランはいつの時代も貴重だ。昔のアラン・スミスやガトゥーゾじゃないが、痛みを隠してピッチに立つ奴をサッカーファンは嫌いになれない。

日本代表での負傷離脱が報じられた際、現地のリヴァプールファンから真っ先に出てきたのがこの手の熱狂的な声だった。

彼は足首の骨折を抱えながらコーナーキックを守り抜いた、本物の戦士だ。このニュースを聞いて悲しみでいっぱいだよ。シーズン中ずっとアルネ・スロットに干されていたのに、こんな結末になるなんて遠藤はもっと報われるべきだ。

He defended that corner with a broken ankle, true warrior. I am beyond sad to hear this news. Endo deserves better than this ending after being frozen out by Arne Slot for the whole season.

「足首の骨折を抱えながらコーナーキックを守り抜いた」って、骨折だったか?と細かいことは考えつつ、ただ文字通り体を張ってる。こういう土壇場のこぼれ球への詰めや競り合いで見せる狂気は、数字しか見ないスタッツ主義者には一生伝わらない部分なんだよな。

「干された」のか、それとも「最高のクローザー」なのか

アルネ・スロット監督のもとでの起用頻度をめぐっては、海外ファンの間でも意見が真っ二つに割れていて実に面白い。「冷遇されている」と怒るファンがいれば、いや役割が違うんだと冷静に諭すファンもいる。

干されてたわけじゃないよ。彼は試合をクローズする役目だった。僕らはほぼ毎試合追いかける展開だったからねw もし僕らがそんなにひどくなければ、彼はもっとプレーしていただろう。

He wasn’t frozen out. He’s a match closer. We nearly always had to chase lol If we weren’t so shit, he’d have played a lot more

「僕らがそんなにひどくなければ」の自虐に思わず笑ってしまったが、言わんとすることは痛いほど分かる。リードした終盤に投入して鍵をかける「マッチ・クローザー」という評価。これ、地味だけど守備好きには最高の褒め言葉じゃないか?

さらには、こんな無茶なアイデアを本気で語るファンまで出てくる。

もし遠藤がCBのバックアップとして信頼され訓練されていたら、コナテをシーズン序盤に休ませることもできたかもしれないし、右SBで少し安定感をもたらすこともできたかもね。最初の5試合でのスロットの考えやチームのメンタリティは本当によくわからないけど、選手たちがピッチ上で結束するのに苦労しているように見えたよ。

If endo were trusted and trained as a cb replacement, perhaps konate could have been rested early in the season, or at right back ro give a bit of stability. I really don’t know slots mind or the group mentality for the first 5 games as to how the se

CBや右SBのバックアップに遠藤を使え、という乱暴な論理。でも、それだけ「守備の穴を埋めてくれる安心感」を買われている証拠でもある。困った時の遠藤頼みというか、困ったらベテランを後ろに置きたくなる気持ちは痛感する。

他の日本人選手を測る「基準点」になった存在感

遠藤の現地での評価の凄さは、彼自身のニュース以外でも名前が引き合いに出される点にある。例えば、佐野海舟の移籍噂が立った時のリヴァプールファンの反応がこれだ。

この選手、足が速くなった遠藤バージョンじゃん。最高かよ!

This guy is the pacy version of endo and thats great

「足が速くなった遠藤バージョン」という表現のパワー。現地ファンの中で、すでに遠藤航という存在が「球際の強さとハードワークの基準単位」として定着しているのがよく分かる。

また、ハル・シティが守田英正を獲得した際の海外ファンの議論でも、プレミアや欧州で戦う日本人ボランチのリストに当たり前のように名前が並んでいた。

遠藤航(リヴァプール)、鎌田大地(クリスタル・パレス)、田中碧(リーズ)、佐野海舟(マインツ)。その中でも守田こそが本物だ。ジョゼ・モウリーニョも彼をすごく気に入っていたよ。

Wataru Endo (Liverpool), Daichi Kamada (Crystal Palace), Ao Tanaka (Leeds United), and Kaishu Sano (Mainz 04 – reported to be targeted by several clubs). Morita is the one; Jose Mourinho has liked him a lot.

守田を絶賛するための引き合いに出されているわけだけど、最高峰のクラブでアンカーを張る遠藤航という実績があるからこそ、こうした比較議論自体が成立している。

結局のところ、これからどうなるかは分からない

華やかなゴール集のハイライト動画には滅多に映らない。けれど、試合の終わり際に相手のカウンターの芽を摘む一歩目や、痛みを抱えながらCKで体をぶつける泥臭さの価値を、アンフィールドのサポーターはちゃんと知っている。

怪我からの復帰後、新監督のもとでどれだけ出番が巡ってくるのか、あるいはクローザーとしての立ち位置が続くのか。こればっかりは正直まだ分からない。ただ、あの愚直なカバーリングを見せてくれる限り、現地ファンが彼を忘れることはなさそうだ。

あとがき:訳スタ雑談

遠藤航がリヴァプールで評価されとるんか。異国の地で戦士扱いとか、えぐいな。

ふむ。クローザー論争も起きていますが、彼の献身性は実にイングランドらしいですね。

なるほど、チームの締めに欠かせん存在やんけ。まあ野球の抑えとは役割ちゃうけどな。

まさにですね。彼への賞賛は認めざるを得ません。ただ宅配ボックスが空いているか心配ですよ。

おい、話のスケールが急に狭なったわ!お前さん、やっぱり根っこは庶民なんやな。

やれやれ。戦士の鼓動に思いを馳せつつ、配送状況を確認するのが現代の作法ですよ。

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